賢威8では検索エンジンにインデックスさせたくないページを細かく指定する仕組みがあります。
これは、ページの属性やページ単位で「noindex」を設置することで、検索エンジンにインデックスさせるページを操作するものです。
WordPressには大きく分けて以下のページが存在します。
- トップページ
- 年月日のページ
- カテゴリーページ
- タグページ
- 著者ページ
- 検索結果ページ
- 投稿記事ページ
- 固定ページ
- 添付ファイルページ
初期状態で「noindex」になっているページについて
賢威では上記ページ一覧の内、以下のページが初期状態で「noindex」になっており、Googleなど検索エンジンにはインデックスされません。
- 年月日のページ
- 著者ページ
- 検索結果ページ
- 添付ファイルページ
これらは一般にユーザーから求められることが少なく、多くのサイトで重複コンテンツを生み出す可能性があることから、初期状態で「noindex」にしています。
「noindex」を解除する
なお、年月日のページや著者ページも必要に応じて、「noindex」を解除することができます(添付ファイルページを除く)。
「賢威の設定」→「賢威のSEO設定」の「インデックス設定」から設定は変更可能です。
それぞれ、「index」を選ぶと検索エンジンにインデックスされるようになり、「noindex」を選ぶと、検索エンジンからインデックスが削除されます(一度インデックスしたものは、設定を変更してもインデックスが削除されるまでに時間がかかる場合があります)。
「2ページ目以降はnoindex」を使うと、1ページ以上あるアーカイブページの1ページ目を「index」、2ページ目以降を「noindex」にすることができます。
これは、1ページ目を独自でカスタマイズされた場合など特殊なケースを想定して設定しているので、通常は利用することはありません。
反対に、最初からインデックスされているカテゴリーやタグなどのページを「noindex」にしたい場合も同様に「賢威の設定」→「賢威のSEO設定」の「インデックス設定」から設定します。
ただ、「noindex」は特定のページを検索エンジンから評価させないようにするための措置です。
利用する際には本当に「noindex」にして大丈夫か慎重に検討してから行うようにしましょう。
個々のタグ・カテゴリーページについて
タグやカテゴリーのページは個々にインデックスを制御することができます。
「投稿」→「カテゴリー」または「タグ」に移動して「カテゴリー名」をクリックすると表示されるカテゴリーの編集画面にある、「index」を操作してください。
投稿記事ページ・固定ページについて
投稿記事ページ・固定ページに関しては、それぞれの記事の編集画面から行います。
「インデックス」の項目にあるチェックボックスにチェックを入れるとページに「noindex」が付与されます。
なお、インデックスした場合は、XMLサイトマップに気を付けましょう。
XMLサイトマップに記載しているURLを「noindex」にすると、Search Consoleのンデックス カバレッジの問題を指摘されることがあります。
この場合、GoogleとしてインデックスしてほしいURLのリストであるXMLサイトマップに「noindex」のページが含まれているけれど、大丈夫か、といった程度の確認ですのでとくに気にする必要はありませんが、サイトマップ用プラグインには、特定のURLなどを除外する機能を持っているものもあるので、必要に応じてそうした機能を利用するようにしてください。